月次求人動向

【実際どうなの?】5月の求人動向|GW明けの採用停滞を防ぐには?動き出す層と対策を解説

2020年2月12日

ゴールデンウィークが明けた5月は、求人広告市場がいったん落ち着くタイミング。
一見すると「求職者の動きも鈍そう…」と思われがちですが、実は 大学新1年生・Wワーカー・主婦層などが本格的に動き出す“採用の穴場時期”でもあります。

新生活にも慣れ、時間に余裕が出てきた人たちにとっては、「いまから働き始めたい」と考える絶好のタイミング。
一方で求人の掲載数は少ないため、競合が少なく、自社の求人が見つけてもらいやすくなるというメリットもあります。

この記事では、5月における求職者の動き・ターゲット別のアプローチ方法・採用成功のポイントをわかりやすく解説しています。
「できるだけ掲載費を抑えつつ、必要な人材を早めに確保したい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

📊 5月の求人広告の状況・求職者の動向

スタッフ体制を整えたい企業・店舗様にとって、5月は“コスト効率の良い採用”が実現できる狙い目の月です。
求人掲載数が少なく、求職者との接点を持ちやすいため、少ない露出でもしっかりと「見つけてもらえる」タイミングと言えます。

特に以下のような層が動き出すため、ターゲット別のニーズに合わせた原稿設計が効果的です。

  • 大学新1年生・Wワーカー・主婦層が狙い目
  • 夏まで大きなイベントが少なく、落ち着いた勤務先を探す傾向

4月から新生活を始めた学生や主婦層が、生活リズムが安定し始める5月にアルバイトを探し始めます。
特に大学新1年生は、履修登録やサークル活動も一段落し、「そろそろバイトを始めたい」と感じるタイミングです。

また、7〜8月の繁忙期に向けて飲食・小売・サービス業などでは採用計画が本格化し始めます。
このタイミングで人員を確保しておくことで、夏の掲載ラッシュに巻き込まれる前に採用を完了させ、掲載費用も抑えられます。

👥 各ターゲット層の動向

👩‍👧 主婦・主夫層

ゴールデンウィークが終わり、家族の予定が落ち着く5月は、主婦・主夫層がパート勤務を本格的に検討し始めるタイミングです。
夏休み前のこの時期は、比較的安定して働ける職場を求める傾向が高まります。

掲載する求人には、以下のような“安心感”を与えるキーワードを盛り込むことで、応募意欲を高めることができます。

📝 主婦層に響くおすすめワード

  • ブランクOK
  • 主婦さん多数活躍中
  • 簡単なお仕事からお任せ
  • 丁寧な研修あり
  • 子育てとの両立歓迎

「主婦さんも多く活躍中」「家庭都合の休みも考慮」などの記載は、初めての復職に不安を感じている層にも有効です。
シフトの柔軟性や、職場の雰囲気が伝わる写真・実例もセットで掲載すると、さらに応募の後押しになります。

🎓 学生層

5月は、新生活にも慣れてきた学生がアルバイト探しを始める時期です。特に大学新1年生は、履修やサークル活動が一段落し、「そろそろ働こうかな」と動き始めます。

この時期は“バイトデビュー層”が多いため、未経験者でも安心して応募できる文言の掲載が効果的です。

📝 学生層に響くおすすめワード

  • バイトデビューOK
  • 大学生活躍中
  • 学校帰りの勤務OK
  • 勤務開始日の相談OK
  • 高校生歓迎(※採用可能な場合は必ず明記)

高校生については、採用可否を明記することで応募のミスマッチを防げます。
また、応募後すぐに面接日を案内することで、面接率・採用率の向上につながるため、スピード対応も重要です。

🧓 シニア層

シニア層は年間を通して安定した応募が見込める貴重なターゲットです。5月も特別なイベントが少ないことから、“自分のペースで働ける環境”を求める動きが続きます。

特に応募が集まりやすいのは、週2~3日/短時間勤務など、無理のない働き方を提示した求人です。

📝 シニア層に響く募集条件のヒント

  • 週2日~勤務OK
  • 短時間勤務OK(1日3~4時間程度)
  • 60代以上も歓迎
  • 軽作業・体に負担の少ない業務
  • 年齢・経験不問

掲載時には、実際にシニアスタッフが活躍している事例や写真などを交えて伝えることで、応募への安心感が高まります。
また、「人と接するのが好き」「社会とのつながりを持ちたい」といった意識を持つ方が多いため、“やりがい”や“地域との関わり”も打ち出すと効果的です。

🧑‍💼 フリーター層

5月は、ゴールデンウィーク明けに短期バイト終了層が次の職場を探し始める時期です。
高時給案件が一段落し、「落ち着いて長く働ける仕事を探したい」と考える人が増えます。

そのため、求人には働きやすさ・定着のしやすさを訴求する文言が効果的です。収入イメージを持たせる「月収例」や、「職場の雰囲気が伝わる内容」も積極的に盛り込みましょう。

📝 フリーター層に響くおすすめワード

  • 週3日~OK
  • 1日4時間以内の短時間勤務
  • 週ごとのシフト提出OK
  • 月収例あり
  • 職場の雰囲気がわかる写真あり

特に、「次こそ長く働きたい」と考える再就職希望者には、「丁寧な研修」や「人間関係の良さ」を打ち出すことで信頼を得やすくなります。
原稿内に実際のスタッフの声定着率の高さを加えると、より効果的です。

💡 5月の採用活動のポイント

⏱️ 迅速な対応

ゴールデンウィーク明けは、求職者が複数の求人を比較しながら動いています。
応募から面接設定までのスピードが、他社との差をつけるカギになります。
応募当日〜翌営業日以内の対応が理想です。

📸 視覚的要素の活用

「どんな職場か想像できるかどうか」で応募率は大きく変わります。
職場の写真やスタッフの様子を掲載し、安心感を与えましょう。

特にバイトデビュー層やブランク明けの主婦・シニア層にとって、“雰囲気がわかる情報”は応募を後押しする要素となります。

👨‍👩‍👧‍👦 社員・スタッフ紹介

実際に働いているスタッフの「声」や「インタビュー」が掲載されていると、リアリティがあり、安心材料となります
「主婦Aさんの1日」「フリーターBさんの声」などの演出もおすすめです。

求人原稿は“売り込み”ではなく、“共感”を生むコンテンツに。
職場の雰囲気+人のつながりをしっかり伝えましょう。

📝 まとめ

5月は掲載件数が減少する分、求人原稿が見つけられやすくなるチャンスです。
特に、学生・Wワーカー・主婦層が“動き出す時期”であり、バイトデビューやブランク明けの応募も増加傾向にあります。

求職者が不安を抱きやすいこの時期こそ、写真や具体的な声・働き方の事例を明記することが応募率UPのカギとなります。

夏に向けて求人が一気に増加する前に、掲載タイミングと表現の工夫で一歩先の採用を実現しましょう。

 

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田口 洋平

採用担当ラボ助手。得意領域は派遣、廉価枠型商材の運用や、採用難職種のデリバリー案件。派遣会社での集客実績は、月間4000応募、応募単価350円の成功事例あり。ピンクのネクタイとメガネがトレードマーク。好きな飲み物はコーラ。

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