engage(エンゲージ)徹底比較、エアワークVSエンゲージどちらを利用するべき？

無料採用管理システムの2台巨頭「Airワーク」と「engage」

Indeedの普及により、自社の採用サイトを制作し、Indeedに連携させるという応募者集客方法が一般的になってきました。

それに伴い、自社の採用サイトを制作するための採用管理システムも多くの業者からリリースされており、昨今では誰でも安価でカンタンに採用サイトの制作が可能です。

採用管理システムの中でも、無料で利用ができることもあり、圧倒的に導入企業数が多いのが「Airワーク」と「engage」

Airワーク 採用管理
https://airregi.jp/work/recruitment/
運営：株式会社リクルート

engage
https://en-gage.net/company/logout/
運営：エン・ジャパン株式会社

今回はこの採用管理システムの2台巨頭とも言える2つの採用管理システムの特長や違いを徹底解説いたします。

無料で利用できる機能

共通点

採用HP開設

サイト制作の知識なく、カンタンに求人原稿が作成できます。
求人原稿だけではなく、採用サイトのトップページや企業情報なども制作可能。
用意された画像やテンプレートを選択するだけで、キレイなデザインのサイトが完成します。

求人作成・編集・公開

求人の作成・編集・公開はすべて無料。
24時間いつでも編集や公開/非公開の変更ができます。
求人広告代理店に依頼する求人広告のように、締切や掲載期間、掲載件数の縛りがありません。

Indeed連携

公開した求人は、自動でIndeedに転載されます。
採用サイトを制作してもアクセスがなければ当然応募獲得はできませんが、圧倒的なユーザー数を誇るIndeedに転載されることで、自社の求人へのアクセスや応募が見込めます。

応募者管理

採用管理システムの管理画面上で、応募者を一元管理。
ステータス変更やメッセージのやり取りも可能です。

一括作成・編集不可

Airワークもengageも、複数の求人をExcelやCSVファイルで一括作成したり、編集することはできません。
複製はできますが、複製した求人は一件一件手入力で変更する必要があり、件数によっては膨大な工数がかかります。

違い

連携サイト

Airワーク
Indeedに連携しています。
求人ボックスやスタンバイ、Googleしごと検索にも転載される可能性はありますが、現状公式サイト上で公表されている連携サイトはIndeedだけのようです。

engage
Indeedの他、Googleしごと検索、スタンバイ、求人ボックスにも連携対応しています。
また、engage運営元であるエンジャパンが運営する求人サイト「engage」にも掲載されます。
求人企業数No.1 社員・バイト求人サイト エンゲージ
https://en-gage.net/user/#/

付加機能

Airワーク
リクルートメディアの応募者管理システム「おうぼうける君」のアカウント情報を紐づけることで、過去にリクルートメディア(タウンワーク/はたらいく/とらばーゆ)へ掲載した求人原稿の取込やおうぼうける君内の応募者取込ができます。

engage
エンジャパンが展開する、各種システムの利用が可能です。
・録画面接ツール
・オンライン適性テスト
・定着サポートツール
・採用管理システム

いずれも本来は有料のシステムのため、engage利用により無料利用する場合は、「上限〇名まで」など一定の利用範囲が設けられています。

その他、1日10通までのDM送信機能も付いています。

有料で利用できる機能

Airワーク、engageともに、有料オプションが設けられており、これにより一層求人へのアクセスを増やし、集客を強化することがでいます。
Airワークの有料オプション「IndeedPLUS」と、engageの有料オプション「engageプレミアム」についてご紹介します。

共通点

スカウト機能

登録している求職者のプロフィールを見て、求める条件に合致するかどうか確認したうえで、スカウト送ることが可能です。
掲載求人数が多く、なかなか見つけてもらえない場合も、こちらから攻めのアプローチをすることで、求める人物からの応募獲得の可能性を高めることができます。

課金の金額・タイミングは自由

いくら金額を使うか、どの求人に課金するか、いつから課金するかどうかは自由に選択できます。
曜日や期間の指定はありません。
また、課金を止めるタイミングも自由です。
急な欠員による募集開始や、人員充足による募集終了にも柔軟に対応できます。

一括作成・編集不可

無料で利用する場合と同様、有料でも複数求人の一括作成・編集はできません。
ただし、有料の場合は“一部企業には提供している”との記述も見受けられるため、営業担当に確認・交渉することで、特別に一括編集機能が提供される可能性があるのかもしれません。
一度問い合わせてみることをオススメします。

違い

連携サイト

IndeedPLUS
Airワークの有料オプション「IndeedPLUS」を利用することで、求人の内容・特性や閲覧・応募状況等に照らしてIndeedが最も当該求人に相応しいと判断した連携求人サイトへ自動掲載します。

▶連携求人サイト
Indeed、タウンワークネット、リクナビNEXT

▶2024年3月以降順次追加
リクナビ派遣、とらばーゆ、はたらいく、フロムエーナビ

連携求人サイトは今後も増える予定です。
連携求人サイト経由の応募者も、Airワーク 採用管理で一元管理ができます。
なお、業務委託と職業紹介求人は、IndeedPLUSは利用できません。

engageプレミアム
無料利用時の連携サイトである、Indeed、Googleしごと検索、スタンバイ、求人ボックス、エンゲージの他、さらに連携サイトが増え、アクセスの増加が見込めます。

▶連携サイト
エン転職
エンバイト
キャリアジェット
Instagram
等

課金形態

IndeedPLUS
1求人3000円～課金可能。
課金形態は、どの連携サイトに掲載された場合も、クリック課金型です。

engageプレミアム
1求人・1日単位で使える「チケット消化型」の料金体系です。
有料掲載枠を回数券のように”1日単位”で購入し、掲載日ごとに消化していくシステム。
1枚単価は購入チケット数が多いほど安くなり、具体的な金額は非公開ですが、1枚2000～4000ほどと思われます。
チケット購入後、課金したい求人や日数を自由に選択することができます。
1日単位でチケット利用ができるので、採用成功した求人は掲載を終了し、次回の採用にチケットを残しておくなど、採用状況に合わせて柔軟に利用することができます。

Airワークとengageの違いまとめ

Airワークとengage、どちらを使うべき？

無料で利用する場合、engageの方が連携サイト数や付加機能数では充実しています。
一方、Airワークならおうぼうける君連携ができるため、リクルートメディアの原稿を引用できるという点は大きなメリットです。

engageの連携サイト数は魅力的ですが、集客力が圧倒的に強いIndeedと連携していれば、集客効果は十分あると考えられます。
engageの付加機能も、集客においては使わなくても良い機能が中心です。
従って、リクルートメディアの原稿引用により工数が軽減できる場合は、Airワークを使う方がおススメです。

有料で利用する場合は、連携サイトや課金形態にかなり大きな差があります。
いずれも少額から試すことができるため、できる限り同額・同求人でAirワーク・engage両方の有料オプションを試し、検証することをおススメします。

Airワークとengageに似たサービス

Airワーク・engage以外にも、採用管理システムは多くの業者からリリースされています。
いずれも、専門知識なく求人作成や編集、運用が可能ですが、使いやすさやホームページデザインにはかなり差があります。
有料の採用管理システムであれば、一括作成・編集が可能なものも多くありますので、求人数が多い場合は、Airワークやengage以外の採用管理システムも検討してみてください。
https://www.saiyoutantou.com/saiyou-shuhou/7744/