Airワークはなぜ無料なのか。オウンドメディアの必要性を徹底解説

今、求人市場は大きく変わってきております。従来、ペイドメディア（費用を払って載せていた広告)で採用、または派遣・紹介などを通して採用完結できていました。ただ近年、有効求人倍率が高く、採用がうまくいかない、求人費が膨らむ一方というのが正直なところではないでしょうか？

そこで近年注目されているのがオウンドメディアです。

リクルートが展開するオウンドメディア「Airワーク(旧ジョブオプLite)」の必要性と、なぜ無料サービスとして展開するのか、について説明していきたいと思います。

ペイドメディア（費用を払って載せていた広告)の限界

なぜAirワークが無料なのか説明する前にオウンドメディアが出てきた背景をお話しさせてください。

今までは、

これらで採用が済んでいたものが、今では「出しても取れない」、「欲しい人材が取れない」という状態にお悩みの企業様も多いのではないでしょうか。

肌で感じていらっしゃる方も多いかと思いますが、ペイドメディアのみの求人活動は限界値に近づいているのです。

なぜ従来と違いペイドメディアだけでは採用に至らないのでしょうか？
もちろん、有効求人数増加に対して有効求職者の減少が大きく関わっているのは確かですが、訴求できるターゲットの部分にも要因があるのではないかと思います。

今までの求職者の動きは、「仕事探そう！」⇒「求人メディア見よう」⇒「応募」と、ニーズが顕在しているユーザーにしか訴求できない状態でした。
上記でも書いたように全体求職者が減っている中、企業がこぞって同じ生簀に糸を垂らしても、釣れる求職者は限られてきますよね。ここにオウンドメディアが参入することで一変します。

オウンドメディアの必要性

オウンドメディアを使うことにより潜在ニーズの発掘も可能になります。職探しをしていない人に対しても有効に成り得るメディアなんです。

自社が保有し、情報量もペイドメディアと比較にならないほど書き込めるようになります。

企業の成り立ち～どんな商品を扱っているかまで。それを見てくれた方が、「企業を好きになる」⇒「働いてみたい、転職したい」⇒「応募する」という形に成り得るのです。

理想でしょ？と思われるかもしれませんが、オウンドの意義はその点だけではなく、顕在ニーズの方の応募を駆り立てるツールでもあります。実際に、求人を見てくれた方の8割がＨＰを確認し、内6割の方が応募意欲が高まるとのデータもあります。あと1歩踏み出せなかったユーザーへの後押しとなる可能性があるのです。

前談でペイドの限界とお話ししましたが、誤解しないでいただきたいのは、ペイドとオウンドの両軸での運用が今後の採用のカギになるというお話なんです！

なぜ「Airワーク」は無料なのか

メーカー側のコメントでは

シンプルに3点

という事でオウンド商品を展開し、無料にしたんですね。
後だし商品なので他より良いシステムを組めますし、ネームバリューもあるので展開は早いでしょう。

まとめ

長くなりましたが、これからの採用のポイントをまとめますと

従来通りの求人はもちろん、ダイレクトリクルーティング）の強化と、オウンドメディアを使用し、コストを抑え、必要なシーンで投資することが企業の人材もお財布も整える上でポイントになってきます。

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