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新卒採用の進め方|中小企業の採用初心者でも安心!基本ステップと成功のコツを徹底解説

この記事では:
初めて新卒採用を担当する方向けに、「採用計画」から「内定フォロー」まで、基本ステップと押さえるべきポイントを解説します。
採用初心者の方でも、安心して新卒採用を進められるよう、図解と実務ノウハウを交えてご紹介します。

はじめに|新卒採用を任されたけれど、何から始めればいい?

「来年は新卒を採用したいから、準備をお願いね」
突然そう言われて、人事や総務の方が採用業務を任される――中小企業ではよくある話です。

しかし実際に始めようとすると、「どこから手をつければいいのか」「いつまでに何をすればいいのか」が分からず、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

新卒採用は、中途採用とは違い、学生の行動スケジュールにあわせた早めの準備が必要です。
特にここ数年は就活の早期化が進んでおり、大学3年の夏〜秋にはインターンシップに参加し、年内には志望業界を固める学生も珍しくありません。

中小企業にとっては、「動き出しが遅れたことで、優秀な学生との接点が持てなかった」という事態を避けるためにも、採用のスケジュール感を正しく理解しておくことが重要です。

📅 2028年卒の新卒採用スケジュール例(2026年4月入社予定)

  • 2025年 夏〜秋:インターンシップ実施
  • 2025年 冬:業界研究・自己分析の本格化
  • 2026年 3月:ナビサイト(リクナビなど)でエントリー解禁
  • 2026年 4月〜6月:会社説明会、面接開始
  • 2026年 6月以降:内定出し、フォロー開始

つまり、「準備は1年前から始まっている」と捉えておくのが基本です。

新卒採用の情報発信において中心的な役割を担うのがナビサイトです。
中でもリクナビは掲載社数・学生ユーザー数ともに多く、2028年卒向けには検索性やレコメンド精度の向上など大幅なリニューアルが行われています。

💬「ナビサイトの掲載経験がなくて不安…」
という方もご安心ください。
採用戦略の整理からナビ活用まで支援してくれる相談窓口が用意されています。

本記事では、採用初心者でも押さえておきたい新卒採用の基本ステップと成功のコツを順を追ってご紹介します。
まずは「採用計画を立てる」ところから、見ていきましょう。

ステップ1|まずは採用計画を立てよう

新卒採用を成功させる第一歩は、「どんな目的で、どんな人材を採用したいのか」を明確にすることです。
ただ「若手が欲しい」ではなく、将来的にどの部署で、どんな役割を担ってほしいのかを具体的に考える必要があります。

✅ たとえば、こんな採用目的が考えられます

  • 営業職として育成し、将来的な中核人材にしたい
  • 技術やスキルを習得し、現場の生産性を高めたい
  • 会社の価値観に共感できる人材を早期に育てたい

採用目的が決まったら、次は「どんな学生に来てほしいか」を明確にします。
性格、価値観、行動特性などを言語化することで、求人票や面接の設計がブレなくなります。

🔍 欲しい人材像を考えるときの視点

  • 仕事に対する姿勢(成長意欲、チームワーク)
  • 入社後に活躍している社員との共通点
  • これまで採用でミスマッチが起きた理由

さらに重要なのが、採用スケジュールと社内体制の整備です。
忙しい現場に丸投げしてしまうと、選考の質もスピードも落ちてしまいます。

項目 決める内容
採用人数と時期 何人を、いつまでに採用したいか
選考フロー 面接回数・評価ポイントの設計
社内体制 面接担当・社内調整の担当者

これらの項目をしっかりと決めておくことで、採用活動の次のステップである「求人票作成」「発信設計」にスムーズにつなげることができます。

採用は「戦略的に考える」ところから始まっています。

ステップ2|求人票・採用サイトを整える

採用計画がまとまったら、次は応募を集めるための「情報発信の整備」です。

特に重要なのが「求人票」と「ナビサイト(リクナビ・マイナビなど)」の活用です。
中小企業の場合、掲載内容が簡素すぎて応募に繋がらないケースも多くあります。

📌 求人票に必ず盛り込みたい3要素

  • 仕事内容:1日の流れや実務をわかりやすく説明
  • 魅力:仕事のやりがいや成長機会、社風・人間関係など
  • 条件:給与・勤務時間・福利厚生などの基本情報

新卒採用では特に、「成長できる環境」「教育制度」「働きやすさ」が重視されます。
“条件”だけでなく、“価値観や考え方”を伝えることが大切です。

そして、学生との接点を広げるためには、ナビサイトの活用も欠かせません。

🔍 情報発信で差がつくポイント

  • 学生が検索しそうなキーワードを意識する
  • 写真・動画で視覚的に雰囲気を伝える
  • 仕事内容が伝わるタイトルや見出しを入れる

現在、リクナビは2028年卒向けにリニューアルされ、
「職種別の訴求」「やりがいの見える化」「検索機能の強化」などが加わりました。

「ナビの設計に自信がない…」「他社との差別化が難しい…」という場合は、相談窓口を活用するのも有効です。

ステップ3|応募を集めるには?効果的な集客手法

求人票やナビの準備ができたら、次は「どうやって学生に届けるか」を考えるフェーズです。

中小企業は知名度が低いため、ナビ掲載だけでは応募数が伸び悩むことも。
そこで、複数のチャネルを活用して“自社を知ってもらう工夫”が必要になります。

🏫 学校との関係づくりで接点を増やす

  • 大学・専門学校のキャリアセンターに求人票を送付
  • 学内説明会・就職ガイダンスへの参加
  • 地元高校への訪問・進路担当との連携

📱 SNSや自社HPも“見つけてもらう”重要な接点

  • InstagramやXで職場の雰囲気を発信
  • 採用専用ページを自社サイト内に設ける
  • 社員インタビューや1日の流れなどを掲載

🎥 採用動画やクチコミの活用も効果的

  • 短尺の会社紹介動画をナビやSNSに掲載
  • Googleビジネスプロフィールでクチコミを充実
  • 社員の声・職場風景で“共感”を引き出す

「待っていても応募が来ない…」と悩む前に、自社から“見つけられにいく”発信をしていきましょう。

ステップ4|面接・選考の進め方

応募が来たあとは、いよいよ面接・選考のフェーズです。
学生にとっては初めての就職活動であることも多く、企業側にも丁寧で誠実な対応が求められます。

📋 面接前に決めておくべき3つのこと

  • 選考フロー(何回の面接で、どこで判断するか)
  • 評価ポイント(意欲/考え方/マナー など)
  • 担当者の役割分担(1次面接・最終面接など)

面接中によくある失敗が、「雑談で終わってしまう」「人によって評価がブレる」などのケースです。

項目 内容の例
評価シート A〜C評価+コメント記入欄
質問リスト 学生時代の経験/志望理由/企業理解
面接官の引き継ぎ 事前に履歴書・前回の評価を共有

また、面接後の対応も非常に重要です。
連絡が遅れたり、フォローが薄いと学生の志望度が一気に下がることもあります。

✅ 内定後のフォローでやるべきこと

  • 合否連絡はなるべく早く
  • 内定通知後の定期的な連絡
  • 入社後のイメージが湧く情報の提供(職場紹介・社員の声)

最近では「内定ブルー」や「複数社内定による迷い」も多く、フォローの質が辞退率を左右すると言っても過言ではありません。

中小企業こそ“人で選ばれる”選考プロセスを意識することが大切です。

採用初心者がやりがちな失敗と対策

新卒採用を初めて担当すると、「やってみたけれど、うまくいかなかった…」という声をよく耳にします。
特に中小企業では、情報不足や担当者の孤立が原因で、つまずきやすいポイントがあります。

⚠️ よくある失敗例

  • 動き出しが遅く、学生の動きに乗り遅れる
  • 求人票が簡素すぎて魅力が伝わらない
  • 面接の評価基準がバラバラで判断に迷う
  • 内定後のフォローが薄く辞退されてしまう

これらの失敗は、事前に対策を講じれば防げるものばかりです。

💡 失敗しないための3つのポイント

  • 採用目的・人材像・スケジュールを最初に整理
  • 学生視点で「なぜ応募したくなるか」を考える
  • できる部分から改善し、1つずつ整えていく

そして、採用に慣れていない企業にこそおすすめしたいのが、外部の支援を受けるという選択肢です。

🧩 外部パートナーの活用が有効な理由

  • プロ目線での戦略設計・改善提案が受けられる
  • ナビ運用・動画制作・評価表作成などを代行できる
  • 専任担当がつくことで社内負担が軽減される

このような支援サービスを上手に使うことで、採用初心者でも安定した採用活動が実現できます。

次のセクションでは、実際に中小企業の採用を一気通貫で支援する
弊社の新サービス「ミラリク」についてご紹介します。

中小企業の採用を支援する「ミラリク」とは?

「時間がない」「人手が足りない」「採用のやり方がわからない」──そんな採用担当者の悩みに応えるのが、中小企業向け採用支援サービス「ミラリク」です。

ミラリクは、戦略設計からナビ運用、採用実務のアウトソーシングまで、採用活動をまるっとサポート。
担当者の「やりたいけど手が回らない」を解決します。

📦 ミラリクでできること(一部)

  • リクナビ・マイナビの原稿設計・改善提案
  • 採用コンセプトの整理と訴求内容の設計
  • 採用動画の企画・撮影・編集
  • ナビ運用代行(データ更新・DM配信など)
  • Googleクチコミ運用・会社の魅力発信
  • 面接評価シート・説明会資料の作成支援

👤 ひとりの担当者が一気通貫でサポート

複数の窓口に連絡を取る必要はありません。
ミラリクでは、ひとりの担当者が窓口から施策実行まで伴走します。

採用初心者の方も、まずは「何がわからないか」から一緒に整理します。
戦略の立て方も、発信の工夫も、実務の効率化も、“相談できる相手がいる”という安心感が得られます。

まとめ|焦らず、段階的に採用活動を整えていこう

新卒採用は、事前準備・情報発信・集客・選考・フォローと、段階的に進めるべきポイントが多くあります。
ですが、ひとつひとつのステップを丁寧に整えていけば、初心者でも成功は十分可能です。

📌 基本ステップの振り返り

  • 採用目的と人材像を明確にする
  • 魅力が伝わる求人票・ナビを整える
  • 学校・SNS・動画などで接点を増やす
  • 面接設計と内定フォローで辞退を防ぐ
  • 外部の力も借りながら、ムリなく進める

特に中小企業では、「完璧を目指す」より「段階的に仕組みを整える」ことが重要です。

不安なことや「何から始めていいか分からない」と感じたら、まずは相談だけでもしてみるのも有効です。

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君村 幸樹

過去に自社求人サイトの立上げも。採用担当ラボ立上げ、掲載依頼サイトの運営を兼任。得意領域は派遣会社・本部決済型、チェーン(飲食チェーン他)等。

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