【2024年版】新聞折込求人とは？おすすめの新聞折込求人5選

インターネットやスマホが浸透した今、新聞をとる世帯が年々低下しており、新聞折込求人も年々減少傾向。
採用活動においても、求人広告＝求人サイトという考え方が今や一般的です。
しかし、今でも新聞折込求人は根強く残っており、活用されているのが実態。
本記事ではそんな新聞折込求人のメリットやデメリット、おすすめの新聞折込求人について徹底解説。
類似の求人手法である、新聞折込チラシやポスティングについてもご紹介します。

新聞折込求人とは？

その名の通り、新聞に折り込まれている求人紙。
地域ごとに掲載求人が異なっており、その地域に密着した求人情報が掲載されています。

アルバイト・パート募集を中心に、正社員募集、派遣社員募集など、幅広い雇用形態の求人が掲載されています。
業種や職種もさまざまです。

新聞折込求人のターゲット

地元の仕事を探している求職者全体をターゲットとしています。
また、新聞をとる世帯が見る求人紙のため、ターゲット年齢層は比較的高い傾向にあります。

新聞折込求人のコスト

・どの新聞折込求人に載せるのか
・どのエリアに載せるのか
・どのサイズで載せるのか
により料金が定められています。

発行は週1回～隔週程度で、連続掲載や複数エリア掲載による割引が設けられている場合もあります。

新聞折込求人のメリット

WEBで求人を探さない求職者にリーチできる

今や年代問わずスマホを持ち、誰もが簡単にインターネットに触れることができますが、「WEBで仕事探しはしない」という層は一定数います。

・掲載件数が多すぎて探しづらい
・検索条件の設定がうまくできず、希望の求人が出てこない
・インターネットの情報はなんとなく怪しい、信頼できない
…etc

もともと、新聞折込や求人誌などの紙媒体で仕事を探してきた世代の方や、インターネットを使い慣れていない人にとっては、WEBでの仕事探しに抵抗があるようです。

このような層には、どんな求人サイトに掲載してもアプローチできないため、新聞折込求人が有効なアプローチ方法となります。

プロに原稿作成を依頼できる

新聞折込求人の求人原稿は、ほとんどの場合、求人のプロである販売会社側で作成してくれます。
求人情報をより魅力的に求職者に伝えるために、キャッチコピーや文章表現、デザインを工夫してもらったり、より良い求人情報にするためのアドバイスを貰うことができるかもしれません。

求人サイトにおいても、販売会社が作成してくれることは多々ありますが、昨今は募集企業自身で直接求人原稿を作成しなければならないケースも珍しくありません。
求人原稿の作成は簡単なようで、慣れていないと難しいもの。
求職者にとって分かり易く魅力的な書き方ができていなかったり、記載する情報に抜け漏れや誤りがあるような求人原稿では、なかなか応募は集まりません。

偶然の出会いが発生しやすい

求人サイトの場合、求職者は多くの求人情報を自分の希望条件で絞り込み、その検索結果から求人情報を探します。
そのため、希望条件に該当しない求人情報は検索結果に表示されず、見られることもありません。

一方、新聞折込求人は、求人サイトのような絞り込み機能はないため、求人紙に掲載された多数の求人の中から、目視で求人情報を探します。
あまり多くの人に検索されないような不人気職種やマイナーな仕事にも、見てもらえるチャンスが発生するのです。
もともと求職者が希望していた条件にピッタリ合わなくても、偶然目にしたことから興味がわき、応募に繋がる可能性も十分にあります。

また、そもそも具体的な希望条件が定まっていない求職者もいるため、そういった求職者にアプローチするうえでも、求人サイトよりも圧倒的に偶然の出会いが起こりやすい新聞折込求人は有効でしょう。

認知度アップや集客効果が期待できる

新聞をとっていれば、確実に手元に届く新聞折込求人は、今まさに仕事を探している求職者はもちろん、求職者ではない人々の目にも自然と留まりやすくなっているため、多くの人々に見てもらえるチャンスがあります。

新聞折込求人の求人情報を通して「近所にこんなお店があるんだ」「来月、駅前に新しいお店がオープンするんだ」という情報を知ってもらうことで、認知度アップや集客効果が期待できます。

新聞折込求人のデメリット

掲載期間が短い

新聞折込求人は、求人サイトに比べ掲載期間が短めです。
また、求人サイトは何か月も載せっぱなしにしたり、掲載期間を柔軟に延長できるケースが多いのですが、新聞折込求人ではそういったケースはほとんどありません。

発行後は修正できない

新聞折込求人は紙媒体のため、印刷後の修正はできません。
締切後に掲載を取りやめることも一切できません。
求人内容の変更や確認漏れによる表記ミスには対応できないため、校了前に綿密にチェックする必要があります。

表示スペースが限られる

新聞折込求人は紙媒体のため、紙面サイズが決まっており、その中から広告枠を割り当てています。
広告枠のサイズによりますが、小さいサイズだとかなり情報量は限られます。
大きいサイズだと記載できる情報量は増えますが、掲載料金はグンとあがります。

また、ある程度大きいサイズでも、基本的には求人サイトよりも掲載できる文章量や画像は少ないことがほとんどです。
限られた枠の中で、いかに求人情報を分かりやすく魅力的に掲載するか、十分な検討とテクニックが必要です。

採用担当LABがオススメする新聞折込求人5選

どの新聞折込求人も、サイト上で紙面が閲覧できるようになりました。
検討する際は、実際に今どんな求人が掲載されているのかを確認することができるため、それぞれの紙面をぜひ一度見てみてください。

アイデム

関東～関西方面に展開する、1970年に創刊した新聞折込求人の大手です。

URL
https://www.aidem.co.jp/business/advertising/shigotojoho/index.html

運営
株式会社アイデム

対応エリア
関東：東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県
北関東：茨城県・栃木県
東海：静岡県
関西：大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県・和歌山県
中国：岡山県
九州：福岡県

求人ジャーナル

北関東～東北方面に強い、新聞折込求人です。

URL
https://www.journal.co.jp/services/job-postings/

運営
株式会社求人ジャーナル

対応エリア
関東：埼玉県・千葉県・神奈川県
北関東：茨城県・栃木県・群馬県
東北：福島県・宮城県・岩手県・青森県
甲信越北陸：新潟県・長野県・富山県・石川県・山梨県

クリエイト

1969年に創刊した、歴史の長い新聞折込求人です。

URL
https://www.create-group.co.jp/corporateclient/inserts/

運営
株式会社クリエイト

関東：東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県
北関東：茨城県

パコラ

九州全域に展開している新聞折込求人です。

URL
https://www.create-group.co.jp/corporateclient/inserts/

運営
株式会社パコラ

対応エリア
九州：福岡県・佐賀県・熊本県・大分県・長崎県・山口県

求人情報ビズ

東海地方に展開している新聞折込求人です。

URL
https://sanko-kyujin.co.jp/service/biz/

運営
株式会社三光アド

対応エリア
東海：愛知県・岐阜県

有効活用のポイント

前述したように、ターゲットは比較的年齢層が高く、インターネットで仕事を探すことに抵抗がある層です。
年齢が高くても問題ない仕事で、販売、軽作業、製造などPC操作業務のない職種を募集する際にオススメです。

また、郊外エリアや地方エリアで、求人サイトを見てもあまり多く求人が載っていないようなエリアほど、新聞折込求人が効果的である傾向にあります。

新聞折込チラシ・チラシポスティングとの比較

新聞折込求人に近い求人方法として、新聞折込チラシ・チラシポスティングという方法があります。
新聞折込求人を検討する際、これらも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

新聞折込チラシ

紙面内の一部の枠に自社の求人情報を掲載する新聞折込求人とは違って、新聞折込チラシは、自社の求人情報専用のチラシを作成し、新聞に折り込みます。

紙面1枚まるごと自社の求人情報なので、当然目立ちますし、たくさんの情報を載せることができます。
見落とされる可能性がほぼなく、飲食店や小売店ならついでに自社の宣伝も可能です。
その分、新聞折込求人に比べると、当然価格も高めです。

価格例
https://raksul.com/shinbun-orikomi/

チラシポスティング

チラシポスティングは、自社の求人情報専用のチラシを作成し、直接ポストに投函します。
新聞折込ではないため、新聞をとっていない世帯にも届けられることが最大のメリットです。
また、新聞折込に比べると、配布地域も細かく指定することが可能です。

ポストへの投函物は、自分宛の郵便が届いている可能性もあるため、一切見ずに捨てるということはないでしょう。
捨てるかどうかを判断するために、必ず1度は目に留めるはずです。
確実に見てもらえることも大きなメリットです。

価格例
https://raksul.com/posting/

まとめ

新聞折込求人も、ターゲットや目的によっては、意外と効果的かもしれません。
「新聞折込求人なんていまどき古い」「眼中になかった」という方も、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。