原稿制作 採用手法

主婦採用のメリットは?求人広告で採用を成功させるポイントを解説

2020年10月23日

アルバイトやパートの応募者のなかでも、1/3を占める層が主婦(主夫)です。応募者層のなかでも、主婦を採用するとメリットも多くあります。主婦の採用を成功させるためには、主婦の希望やタイプ別の特徴に応じた対応をするのが重要です。主婦を採用したい採用担当者のために、主婦を採用するメリットや主婦が希望するシフトや時間、タイプ別の特徴、求人広告での原稿作成のポイントを解説します。企業や店舗にとって強力な味方となる、主婦の採用につなげましょう。

主婦採用の3つのメリット

応募者属性ごとにいろいろなメリットがありますが、主婦ならではのメリットもあります。主婦を採用すると得られる、3つのメリットを解説します。

定着率が高い

主婦が仕事を探すとき、自宅からの通いやすさや職場の雰囲気を重視する傾向にあります。主婦にとって働きやすいと感じた職場には定着しやすく、長期間働いてくれる可能性が高いです。

学生は卒業や就職のタイミングで、フリーターは賃金などほかに条件のよいアルバイトやパートを見つけると辞めてしまう場合があります。主婦の場合、賃金などの条件よりも人間関係や仕事内容、通いやすさが自分に合っていれば長期間定着してくれるでしょう。

基本的なマナーや常識が身に着いている

主婦は社会人経験や子育てを経験している人がほとんどです。社会人として働いた経験や、子どもを通じた保護者との交流を通じて、基本的なマナーは身に着けています。学生やフリーターのように、社会人経験がない場合はマナーなども教育しなければいけません。主婦なら接客業でもお客様に対して適切な言葉遣いや対応ができるため、即戦力として強い味方となるでしょう。

ほかにも、遅刻や欠勤をしない、やむを得ない場合は早めに連絡をするなど社会人としてのマナーも身に着いています。無断欠勤やバックレなどの心配もほぼありません。

生産性が高い

主婦は家事や育児と仕事を両立させながら働いています。1日のなかでやるべきことを管理するタイムマネジメント能力や、同時にふたつのことをこなすマルチタスク能力が高いのです。アルバイトやパートの業務でも、作業効率が高く生産性が高い成果を上げられるでしょう。

主婦が希望するシフトや時間、集まりやすい時期

主婦層の応募を多くするには、主婦が希望するシフトや時間、集まりやすい時期を知るのも重要です。

主婦が希望するシフトや時間

主婦層が希望する勤務日数は「週3日」がもっとも多く、次に週4日、週5日となっています。逆に週1日のみを希望する人はほとんどいません。また、家族との休日を合わせるために土日休み希望が多く、週6日以上希望も少なくなっています。

1日のうちの勤務時間の希望は、4~5時間が多くなっています。子どもがいる場合には、保育園や幼稚園、学校に行っている間だけ働きたい、という人も多いです。ある程度時間に融通の利く主婦でも、扶養内におさえたい、家事に支障のない範囲で働きたいなどの理由から、45時間勤務を希望する傾向にあります。

主婦が集まりやすい時期

募集をしても学生やフリーター、シニア層が多く主婦層が集まらない、ということがあります。家族の予定や動向に合わせて行動する主婦層は、応募しやすい時期としにくい時期があるのです。

・主婦が集まりやすい時期…9
・主婦が集まりにくい時期…78月、12

主婦が集まりやすい時期は9月です。子どもの夏休みが終わるタイミングのため行事なども少ないこと、進級や入学した子どもも新しい環境に慣れてきたため、そろそろ仕事をはじめようとする主婦が多くなっているからです。

逆に主婦が集まりにくい時期は7~8月と12月です。78月は夏休み前のため、働くなら子どもの幼稚園や保育園、学校がはじまるタイミングにした主婦が多いからです。また、12月は年末の準備で忙しい主婦が多く、求人活動をする余裕がない主婦が多くなっています。

主婦のタイプ別の特徴

主婦と一口に言っても、働く環境や希望する条件などは異なります。主婦のタイプは以下3つです。

・小さい子どものいる主婦
・昼間を活用してやりくりしたい主婦
・比較的時間に余裕のある主婦

主婦のタイプ別の特徴を知れば、主婦の応募が多くなり採用につながる求人活動につながります。

小さい子どものいる主婦

小さい子どものいる主婦は、子どもを幼稚園または保育園に預けている間のみの勤務を希望しています。送り迎えの時間が決まっているため、残業なしの仕事を希望します。また、小さい子どもの急な発熱や用事などでも休みやすい、働きやすい職場を探しています。

昼間を活用してやりくりしたい主婦

小学生以上の子どもがいる、小さい子どものいる主婦よりは時間に融通がきくようになった主婦です。中学生~高校生くらいの子どもなら留守番もできるため、限られた昼間の時間を有効活用して貯蓄などのために働きたいと考えています。

比較的時間に余裕のある主婦

子どもがいない、または子どもも大きくなって独立したなど時間にゆとりのある主婦層です。子どもが小さい主婦層よりは時間に融通が利くため、夕方や夜間などの求人に応募する人も多いです。ただし、年齢層がある程度高めのため、年齢や自分でもできる仕事かを重視して求人を選ぶ傾向にあります。

原稿作成のポイント

主婦を積極的に採用したい場合、求人広告の原稿にも取り入れるべきポイントがあります。主婦の応募が集まりやすい原稿作成のポイントは、以下の通りです。

・募集年齢はある程度幅を持たせる
・主婦の写真を用意する
・勤務時間を明記する
・主婦が働きやすい共感するメッセージを入れる
・仕事内容は具体的に、かんたんな言葉で明記する

募集年齢はある程度幅を持たせる

子育てが終わって時間にゆとりのある主婦層の場合、自分の年齢が応募のうえでネックにならないかを心配しています。3050代、のように募集年齢はある程度幅を持たせるとよいでしょう。

主婦の写真を用意する

文章だけでは、職場の雰囲気のイメージがつかみにくいです。職場で働く主婦など、具体的に働いている自分をイメージしやすい写真を用意しましょう。

勤務時間を明記する

子どもを預けている間だけ、昼間の間だけ、など限られた時間で働きたい主婦が多いです。勤務時間はくわしく明記しておくと、主婦も応募しやすくなります。

例:9:0014:0010:0017:0017:0021:003時間~OK)など。

主婦が働きやすい共感するメッセージを入れる

子どもの病気や行事でも休みやすい職場を希望する主婦や、年齢が気になるので若い人ばかりの職場は避けたい、という主婦も多いです。主婦自身でも働ける、共感できるメッセージを広告に入れましょう。

例:小さい子どものいる方も働きやすい職場です。
50代~の人活躍中!
余った時間を有効活用しませんか?
扶養控除内OK など

仕事内容は具体的に、かんたんな言葉で明記する

仕事内容は専門用語を避け、かんたんな言葉で具体的に明記しましょう。働いているイメージがしやすくなるので、主婦が応募しやすくなります。

例:お客様からオーダーを聞いたり、料理を運んだり、テーブルを片付たりする接客業務のほか、お客様のご案内やレジも行います。
パソコンを使ってデータを入力したり、書類を決められたファイルに入れたりするかんたんな事務作業です。お客様へのお茶出しや、事務所のかんたんな掃除も当番制でお願いしています。

まとめ

主婦は基本的なマナーは身に着いていて、作業効率も高い主婦は採用すると企業や店舗にとって頼もしい戦力になります。主婦の採用を積極的に行うには、主婦の希望するポイントを求人広告で訴求するのが重要です。

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君村 幸樹

過去に自社求人サイトの立上げも。採用担当ラボ立上げ、掲載依頼サイトの運営を兼任。得意領域は派遣会社・本部決済型、チェーン(飲食チェーン他)等。

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