【社員インタビュー】回転寿司からカウンターへ。板前・小林さんが語る、「お客様と向き合う」寿司職人の面白さ

掲載日:2026年9月7日

築地すし鮮 4丁目場外市場店で板前として働く小林松太郎さん。活魚料理店や回転寿司店など、複数の現場を経験した後、「もっとお客様と直接向き合う仕事がしたい」と考え、現在の働き方を選びました。

応募前には実際に店舗で食事をし、味だけではなく、カウンターに立つ板前の接客にも魅力を感じたという小林さん。お客様との会話から料理のヒントを得たり、仕入れた食材を使って新しい一品を考えたりと、技術と接客の両方を磨く板前の仕事について伺いました。

※年齢・勤続年数・勤務条件・店舗状況などは、インタビュー取材当時の内容です。

Q1. 現在のお仕事内容と、これまでのご経験を教えてください。

A. 板前としてカウンターに立ち、寿司を握りながらお客様との会話や提案も行っています。
入社は32歳頃で、これまで活魚料理店や回転寿司店など複数の現場を経験してきました。
回転寿司では仕事がマンネリ化してしまい、「お客様と直接向き合う仕事がしたい」と思ったことが、今の働き方を選んだきっかけです。実は応募する前に実際にお店で食事をしたことがあり、その際に味の良さだけでなく板前の接客にも魅力を感じて、この会社で働きたいと思いました。
料理だけでなく、お客様との時間そのものを提供できる環境に惹かれたことが、長く続けている理由の一つだと感じています。

Q2. 回転寿司と現在の仕事の違いは何ですか?

A. 一番の違いは、お客様との距離の近さです。カウンター越しに会話をしながら仕事を進めるため、最初は気を遣いすぎて自分の作業との両立に戸惑うこともありました。
しかし経験を重ねる中で、会話そのものが仕事の一部であり、満足度につながる大切な要素だと感じるようになりました。お客様の反応を直接受け取れることで、自分の仕事の価値を実感できます。
今ではその距離の近さこそが、この仕事ならではの魅力であり、やりがいにつながっていると感じています。

Q3. 仕事で最も大切にしていることは何でしょうか?

A. 「お客様に喜んでもらうこと」を常に意識しています。そのために、毎日が勉強だと思っています。味付けや提供方法も、お客様からの提案や反応を通じて学ぶことが多く、実際にそこから新しい一品が生まれることもあります。
決められた形にとらわれず、お客様の声をヒントに料理を磨いていける環境は、この会社ならではの魅力です。
現場での気づきや学びを積み重ねていくことが、職人としての成長につながっていると感じています。

Q4. この会社で働く面白さはどこにありますか?

A. 自由度の高さです。仕入れた食材をどう活かすかを現場で考え、オリジナルメニューとして提供することもできます。お客様の要望から生まれたロール寿司や、店舗発のアイデアが広がった経験もあり、自分の仕事が形になる喜びがあります。
毎日同じことの繰り返しではなく、新しい挑戦ができる環境なので、常に新鮮な気持ちで仕事に向き合えます。
こうした積み重ねが、自分自身の引き出しを増やし、将来にもつながっていくと感じています。

Q5. 印象に残っている出来事や学びはありますか?

A. 入社当初、お客様から「板前なら身だしなみも大切」と指摘を受けたことがあります。それをきっかけに、清潔感や立ち居振る舞いをより意識するようになりました。
厳しい言葉でも、直接伝えてくださるのは期待していただいている証拠だと思っています。言われなければ気づけなかったことも多く、お客様から学ぶことの大きさを実感しました。
こうした経験の一つひとつが、今の自分の仕事観をつくっていると感じています。

Q6. 接客と職人技の両立について、どう考えていますか?

A. 料理の味だけでなく、会話や気づかいも含めて満足していただくことが大切だと思っています。たとえば提供できない食材がある場合でも、別の魅力を丁寧に伝えることで満足感につなげることができます。
お客様とのコミュニケーションがあるからこそ、食事の時間全体が価値ある体験になります。
「また来たい」と思っていただける体験をつくることが、板前としての大切な役割だと考えています。

Q7. 今後の目標について教えてください。

A. 将来的には、自分のお店を持つことが目標です。ただ、子どもがまだ小さいため、まずはしっかり経験を積み、タイミングを見て独立したいと考えています。
日々の現場には学びが多く、技術だけでなく接客や店舗運営の考え方まで身につけられていると感じています。
ここで積み重ねている経験のすべてが、将来自分の店を持つための土台になると思っています。

Q8. これから応募を考えている方へメッセージをお願いします。

A. 一緒に楽しく働ける方に来ていただけたら嬉しいですね。特に大切なのは、素直に学ぼうとする姿勢だと思います。経験がなくても、前向きに吸収していけば必ず成長できます。
実際に未経験から技術を身につけた仲間もいますし、周囲もきちんと支えてくれる環境があります。
やる気があればしっかり教える文化があるので、安心して新しい一歩を踏み出してほしいと思います。

まとめ

小林さんの話から伝わるのは、板前の仕事が「寿司を握る技術」だけではないということです。カウンター越しにお客様の反応を受け取り、会話の中から好みを知り、ときにはそこから新しい料理が生まれる。その距離の近さが、仕事の難しさであると同時に、大きなやりがいにもなっています。

決められたメニューを繰り返すのではなく、仕入れやお客様の声をヒントに、自分で考えながら料理の引き出しを増やしていく。将来、自分のお店を持ちたいという小林さんにとっても、技術・接客・店舗運営を学べる現在の経験は、そのための土台になっています。

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