【社員インタビュー】パン屋志望から、気づけば入社9年目。人見知りだった川名さんが、「自分の企画」を形にできるようになるまで
掲載日:2026年9月7日
高校卒業後、進学と就職の間で迷っていた川名さん。最初から飲食業界や魚家を強く志望していたわけではなく、担任の先生から「高校の先輩が働いている会社がある」と紹介されたことが、魚家を知るきっかけでした。会社見学の日に両国駅で迷った際、人事担当者が丁寧に道を教え、迎えに来てくれたことが「こんな人がいる会社なら」と感じた最初の出来事だったといいます。
入社後は、長時間の立ち仕事で足が痛くなり、同期が異動して一人になり、心が折れそうになった時期もありました。それでも仕事を続ける中で、人見知りだった自分に「話す力」「伝える力」が身につき、現在は接客だけでなく、原価管理、シフト作成、メニュー企画まで担当。インタビュー当時、入社9年目の川名さんに、ここまでの成長と仕事の面白さを伺いました。
※年齢・勤続年数・勤務条件・店舗状況などは、インタビュー取材当時の内容です。
Q1. この会社に入社したきっかけを教えてください。
A. 最初から「絶対ここがいい!」というわけではなく、進学と就職で迷っていた中での選択でした。最初はパン屋さんに興味があって、単純に「まかないが美味しそう」くらいの理由で応募しました(笑)。でもパン屋さんって人気で、専門学校に通っていたわけでもないので、面接に落ちてしまって…。
その後、担任の先生から「高校の先輩が働いてる飲食店を運営している会社があるよ」と紹介されたのが、”魚家”でした。会社見学の時、地元が千葉の館山なので東京に来るのも慣れてなくて、両国駅で迷ってしまったんです。でも電話したら人事担当の方がとても優しくて、道を丁寧に教えてくれて、迎えに来てくれたんです。そんな人がいる会社って絶対いい職場だろうなって思ったのが第一印象。見学のときも社員の方々が親切で、自然と「ここで働いてみたいな」と思えるようになりました。
Q2. 入社当初、大変だったことはありますか?
A. 一番つらかったのは、長時間の立ち仕事に慣れることでした。入社当時は、11時から26時まで営業している店舗だったので、1日7~8時間は立ちっぱなし。今までのアルバイトでは最長でも6時間くらいだったので、身体への負担が全然違って…。あまりにも足が痛くて仕事中に病院に行ったことがあります。でも運悪くその日は休診で、原因もわからないまま現場に戻ったのを覚えています(笑)。ただそのあとは慣れたのか、いつのまにか、足の痛みはなくなってました(笑)
また「最低3年は続けたほうがいい」と親や先生に言われていたので、とにかく歯を食いしばって踏ん張りました。同期の2人が系列店舗に異動になって、突然ひとりになったときは本当に心が折れそうになりましたが、「3年は頑張ろう」と自分に言い聞かせていました。今振り返れば、あの3年間、心が折れそうになりながら頑張った経験が今の私の「土台」になっている気がします。
Q3. 現在の仕事内容と1日の流れを教えてください。
A. 今は昼と夜でまったく違う動きをしています。昼間は調理場の人数が足りないので、ランチの仕込みや盛り付けなど、調理補助としてキッチンに立つことが多いです。午後のアイドルタイムに一度休憩を挟んで、夜はホールに立ちます。夜の営業では接客、ドリンクづくり、会計、片付けまでをひと通り担当しています。
小さい店舗なので、社員が任される範囲が広く、ホールだけでなく、原価管理や日報記入、シフト作成まで自分たちでやることが多いです。最近は「これって私の仕事なのか…?」と思うこともありますが(笑)。でもその分、裁量が大きくて、自分で考えて動けるところにやりがいを感じています。
また、系列店舗の取り組みを参考にして、新しいメニューを企画したり、コストと利益を考えながら売れる方法を考えるなど、裏方としての仕事にも関われるようになってきました。
Q4. この仕事を続ける中で「成長したな」と感じることはありますか?
A. 入社当初の私は、本当に人見知りで、上司や先輩に自分の意見を言うのが苦手でした。でも、現場でいろんな人と接する中で、「話す力」「伝える力」が自然と身についたと思います。
たとえば、「このメニューはこうしたほうが良さそう」とか「もっとこういう対応をしたほうがお客さん喜ぶんじゃないか」といった意見を、今では自信を持って言えるようになりました。
プライベートでは今でも人見知りですが、仕事だと不思議と切り替えられるようになりました。「仕事モードの私」というスイッチが入る感覚ですね。以前は感情で動いていた部分も、今は一歩引いて全体を見れるようになった気がします。自分のことだけじゃなくて、店全体や他のスタッフの動きも考慮して行動できるようになったことは、大きな成長だと思っています。
Q5. 職場の雰囲気や人間関係はどうですか?
A. とてもフラットで、意見が言いやすい職場だと思います。年齢は上の方が多いですが、威圧的な人はいなくて、「こうしたいんだけど、どう思う?」って聞いてくれる人ばかりです。いわゆる“頭ごなしの指導”みたいなものはほとんどありません。
近隣の店舗の店長さんとも交流がありますが、みんな優しくて、困っているときは「うちのメニュー参考にしていいよ」とFAXで送ってくれたり、すごくあたたかい関係性です。実際にメニューを真似させてもらったこともあって、それが売り上げに繋がったときは「やってよかった」と思いました。
自分のアイデアを出しても、「ダメ」と言われることはまずありません。むしろ「それ面白そう、やってみよう」と背中を押してくれる文化があります。小さいお店だからこそのチーム感と自由度があり、すごく働きやすいです。
Q6. やりがいを感じる瞬間はどんなときですか?
A. 自分が考えた商品が実際に売れて、お客様の反応が良かったときが一番うれしいです。うちは基本的には常設メニューしか出してなかったんですが、先輩のお店のやり方を見よう見まねで、今日のオススメとして日替わりの食材を出してみたらお客様に好評で、売上もグッと上がりました。その中でも「マグロのレアカツ」は大好評で、新たな常設メニューが私の発案で出来たことが嬉しかったですね。
最近では「釜飯御膳」という新しいランチセットを企画しました。自然薯とお刺身をつけて、品数を増やしてみたんです。これは年配のお客様から特に評判がよく、今後の定番メニューになりそうです。
「自分の企画」が売り上げやお客様の満足度に直結する感覚が持てたので、働いていて「達成感」を感じる事ができるのが、この仕事の魅力ですね。
Q7. 今後、どんなことにチャレンジしたいですか?
A. お店の名物でもある「焼酎」にもっと詳しくなって、焼酎ソムリエのような資格を取りたいと考えています。一度、勉強を始めたことがあるんですが、業務の忙しさで止まってしまって…。でもやっぱり、お客様に焼酎の魅力をもっと伝えられたら、自信にもつながると思っています。
将来的な目標は「自分の企画でヒット商品をつくる」こと。鹿児島料理をベースにしつつも、今までにないようなメニューやドリンクを企画して、「おごじょ家の新しい名物」をつくれたらいいなと思っています。もし大ヒットすれば、社内でもっと大きな企画に関われるチャンスが増えると思うので、アイデアを形にしていきたいです。
Q8. これから入社する方へのメッセージをお願いします。
A. 最初は本当に大変なことが多いと思います。私も最初の1年は足が痛くて、心も折れそうで、「もう無理かも…」と何度も思いました。でも「3年だけは続けよう」と決めていたからこそ、少しずつ環境にも仕事にも慣れてきて、気がつけば9年目です(笑)。
この会社は、自由度が高くて、自分のやりたいことを形にしやすい環境です。「これをやってみたい」と言えば、耳を傾けてくれる上司や先輩がいます。無理にテンションを高くしなくても、自分のペースで働けるので、「静かに熱いタイプ」の人でも全然OKです。
迷っている方がいたら、ぜひ一度見に来てください。見た目は落ち着いた雰囲気ですが、中身はチャレンジングで温かい職場ですよ!
まとめ
川名さんのインタビューには、入社後の大変さも、その後の成長も、かなり率直に語られています。足が痛くて仕事中に病院へ行ったこと、同期が異動して一人になったこと、「3年は頑張ろう」と自分に言い聞かせたこと。そうした時期を越えた経験が、現在の川名さんの土台になっています。
今では、自分で考えた「マグロのレアカツ」が常設メニューになり、「釜飯御膳」など新しい企画にも挑戦。人見知りだった自分が意見を言えるようになり、店舗全体を見ながら動けるようになったと話します。最初からやりたいことや得意なことが明確でなくても、仕事の中で見つけ、形にしていける。「静かに熱いタイプでも全然OK」という川名さんの言葉も含め、魚家の自由度と人間関係がよく伝わるインタビューです。
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企業情報
企業名:魚家株式会社
所在地:〒130-0021 東京都墨田区緑2-17-6 緑2丁目ビル3・4階
代表者:青山 シゲル
事業内容:飲食店経営および水産品の仕入・卸売り、新商品の開発・製造、通信販売
電話番号:03-5669-1888(代表)
