【社長インタビュー】 挑戦を歓迎する会社へ。青山社長が語る“魚家の成長哲学”
掲載日:2025年11月17日
魚家株式会社(魚家グループ)では、現場からの工夫や挑戦を尊重し、社員の成長を後押しする独自の文化を育んできました。
本インタビューでは、青山社長が語る「挑戦」「失敗」「成長」の哲学を通じて、魚家の組織づくりの核心に迫ります。
社員一人ひとりが主役となる職場のリアルと、未来へのビジョンをご紹介します。
Q. 魚家で働く一番の魅力は何でしょう?
A. うちで働く魅力は、やっぱり「自分のアイデアを実際に試せる」ことですね。飲食の仕事はマニュアルがあって、それを守るのが基本、というイメージを持つ人も多いと思います。でも魚家では、それにとらわれすぎずに「こうしたらお客様にもっと喜んでもらえるんじゃないか」と思ったことを自分で考えて挑戦できるんです。
うまくいく時もあれば、思ったほど結果が出ないこともある。でも、そういう経験は全部自分の財産になるんですよね。お店の改善や新しい企画に関わって「これがうまくいった!」と実感できるのは大きなやりがいになりますし、失敗からも学びがある。会社としても、そういうチャレンジを積み重ねて成長してきました。
だから社員にも「お店を良くするのは自分自身だ」という気持ちで動いてほしい。そう思える環境が魚家の強みだと思っています。
Q. 「失敗」とはどう向き合えばよいのでしょうか?
A. 私は、失敗を悪いことだとは思っていません。むしろ挑戦の証拠です。ただ、“最初からダメだと分かっていること”をやって失敗するのは良くない。そういう失敗は本人の自信を削ってしまって、次に挑戦できなくなってしまうからです。
でも一方で、「ある程度は成功したけどあと一歩足りない」とか、「お客様からの反応は良かったけど数字がついてこなかった」とか、そういう“足りない成功”なら全然いい。むしろそこから学べることの方が大きいです。
成功も失敗も全部材料にして、次の改善につなげればいい。挑戦を止めずに、少しずつ成功に近づけていくこと。それが大事なんです。
Q. 社長がおっしゃる“足りない成功”とは、具体的にどんな状態ですか?
A. “足りない成功”というのは、結果がゼロじゃなくて、ちゃんと成果は出てる。でも「まだ伸びしろがある」という状態のことなんです。
たとえば「新しい企画をやってお客様には好評だったけど、客数が思ったほど増えなかった」とか、「売上は出たけど利益は思ったほど残らなかった」とか。
これは完全な失敗じゃないんです。むしろ次の改善ポイントがはっきり見えるから、すごく大事な経験なんです。そこから「値段の設定を見直すか」「告知の仕方を工夫するか」「接客を変えるか」とか、いろんな改善策が考えられる。
70点をまず取って、そこから80点、90点に近づけていくイメージですね。完璧をいきなり狙う必要はない。挑戦して“足りない成功”を積み重ねていくことで、最終的には大きな成果につながるんです。
Q. 現場の自主的な工夫やチャレンジは、どのように受け止めていますか?
A. 私は、前向きな工夫や挑戦は大歓迎です。実際、私が何も言っていなくても、現場の社員が「こうしたらもっと良くなるんじゃないか」と工夫しているケースがよくあります。そういう話を聞くと「おぉ、そんなやり方もあるのか」と驚かされることもある。
だからまずは「なんでそうしたの?」と聞きます。成功したならそれを広げればいいし、もし思ったようにいかなかったとしても、それは次につながる大事な経験です。
ただし、守ってほしい線引きもあります。たとえば、グランドメニューを勝手に削除するとか、会社が決めた基本のルールを変えてしまうとか、そういうのはNGです。
ルールを土台にしたうえで、その上に自由な工夫を重ねていく。そこが大事なポイントですね。
Q. 社長として、会社とのかかわり方についてどのように考えていますか?
A. 私は「会社は社員のもの」だと思っています。もちろん経営者として方向性を示したり、環境を整えたりするのは私の仕事です。でも、実際にお客様と接して、日々お店を運営しているのは社員一人ひとり。
だから「自分の会社だ」という意識を持って働いてほしいですし、私自身もその意識で会社に関わっています。会社は社長や株主のためにあるものじゃない。働いている人がつくり上げていくものなんです。
だからこそ、社員が主体的に考え、行動できる環境を整えることが何より大事。そうすることで、社員も会社も一緒に成長していけると思っています。
Q. 社員と接する際に心がけていることは何でしょう?
A. 一番大事にしているのは「圧倒的に話を聞くこと」です。社長という立場だと、どうしても自分が話す時間が多くなりがちです。でも本当に大切なのは現場の声を聞くこと。
社員が「こうしたい」「こう困っている」と思っていることをしっかり聞いて初めて、一緒に解決策を考えることができるんです。だから私は、頭ごなしに叱ることはほとんどありません。
まずは「どうしてそうしたの?」と聞く。そうすると社員も安心して自分の意見を言えるし、次の改善につながるアイデアも出やすいんです。
コミュニケーションは一方通行じゃなく、双方向であることが大事。これが私の基本的なスタンスです。
Q. 社長ご自身の経験から、社員に伝えたいことは何でしょう?
A. 私自身、これまでに大きな失敗を何度も経験してきました。本当に立ち直るのが大変だった時期もあります。でも、その経験があるからこそ「失敗は終わりじゃない」と言い切れるんです。
失敗は確かにつらいけれど、そこから学びを得て、次に活かすことができる。大事なのは、自信をなくして挑戦できなくなることを避けることです。
そのためには、まずは小さな挑戦を繰り返し、少しずつ自信を積み重ねていくことが大切。社員のみなさんには「失敗しても大丈夫。大事なのはそこからどう動くか」だと伝えたいです。挑戦をやめなければ、必ず成長できる。そう信じています。
Q. 応募を検討している方へ、最後のメッセージをお願いします。
A. 魚家は挑戦を歓迎する会社です。飲食の仕事は正直、楽なものではありません。忙しい時もありますし、思うようにいかないこともある。でも、その分やりがいも大きいんです。
自分で考えたアイデアを試して、それを改善しながら形にしていける。そんな環境があります。失敗しても全然大丈夫。それをどう活かすかが大事です。
お客様が笑顔で帰ってくださった時の達成感や、自分の工夫でお店が良くなったと実感できた瞬間は、この仕事ならではの魅力です。成長したい人、自分の力を試したい人にはピッタリの場所だと思います。
ぜひ一緒に挑戦して、魚家をもっと良くしていきましょう!
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企業情報
企業名:魚家株式会社/魚家グループ
所在地:東京都墨田区緑2-17-6 渡辰ビル3・4階
電話番号:03-5669-1888
